もやもやずぶちゃん

旧ずぶ邸あるじのイントンコントン日記

旧ずぶ邸あるじの

ゆめうつつ、半信半疑の

いんとんこんとんらいふ

なんクルクルないさぁ~♪

読書

何のために勉強するのか?✍

「何のために勉強するん?」 こどもによく聞かれる問いですよね さて、何のためだろう… わたし自身のことをふりかえってみれば (それしか答えられません…) 小中高校生まではなんの疑問も抱かず 「勉強」も「学校」も「先生」も好きでした。 (苦手な科目の…

のほほん市、おわりました🌴

先週の日曜日は高槻の高架下にてのほほん市、ありがとうございました このたびはのほほん市をもくひょうに旅の思い出を記録した冊子を作れてよかったです。 興味を持ってもらったり買ってもらえて感無量でした✨✨ 紙や物、人、手ざわり、質感、重さを感じ、お…

こたつの詩人🐱

床の間の(に限らずどこでも?)お掃除をすると運気が上がる!ということで、おばあちゃんちから発掘した掛け軸をかけ、おともだちにいただいた風鎮をかけ、ご近所さんからいただいた香炉を置いてみました。 昭和の時代、文豪たちの時代の生活に思いを馳せつ…

ピッピ、たこおどりをする🐙

まちかど文庫で借りた 「道化の宇宙」読みながら 道化の宇宙 (講談社文庫) 作者:山口昌男 講談社 Amazon ピッピは 道化やなーと気づいた。 道化ってのは タロットカードの0で 一寸先は崖でも 何者にもとらわれない 所属しない 依存しない(精神的に) 荷物の…

夢をうつつに⚖️

先日のキタカガヤフリーで 幻の「長くつ下のピッピ」 という本を購入しました。 幻の「長くつ下のピッピ」 作者:高畑 勲,宮崎 駿,小田部 羊一 岩波書店 Amazon 和歌山の海南に行ったときに たまたま見つけたold factory booksさんが 出店されていてそこで こ…

ばしゃーるめも📝

朝起きて開いたページより… 本日のバシャールMEMO (要約入替省略あり) をお届けします♫ あなたが他の人の人生の責任をとることはできない。一番簡単にできるのは、その人達のために「自分の」責任をとることです。 相手はいま非常に苦しんでいるかもしれま…

陰陽コントン🐜

津村記久子さん原作の映画 『君は永遠にそいつらより若い』 (2021年) 映画『君は永遠にそいつらより若い』全国順次公開中 見た〜 君は永遠にそいつらより若い 佐久間由衣 Amazon 君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫) 作者:津村記久子 筑摩書房 Am…

めがね橋👓を見上げる

先日行った西成区と大正区の間にかかる大きな橋 「千本松大橋」は 大正区に興味を持つきっかけになった小説 津村記久子さんの『エヴリシング・フロウズ』に 「めがね橋」として登場する橋でした。 ヤザワは、隣の区とヒロシの住んでいる区を隔てる、めがね橋…

白子虫たかられて光太夫🐙🦑

さてさて 旅も折り返しの帰り道にになりました。 もうもくてきはないので 気楽にふらふら 気ままへどこへでも さまよい歩くことができます。 今日は松阪に行こうか ということで 近鉄名古屋駅で 松阪行きの急行がちょうど来ていたのでとびのる。 快晴の窓の…

すてきな歳の重ね方👶

アラン・B・チネン 『大人のための心理童話 心の危機に処方する16の物語』 がおもしろかったので、メモがてらご紹介してみたい。 大人のための心理童話―心の危機に処方する16の物語〈上〉 作者:アラン・B. チネン 早川書房 Amazon 大人のための心理童話 …

いこか~×とことこ

北山修の『人形遊び』という本を読んで ファンとして誰かを追いかけるのは「人形遊び」のひとつ(偶像崇拝)なのかもしれない、という視点を得ました。挙がっていた例はTVやラジオ、雑誌の中のビートルズですが、その距離の遠さから彼らの大きさはお人形サイ…

中島敦『弟子』

勤めていた学校を辞めて一年半にして、8月末から4か月の間、縁あって母校である高校に戻ることになった。 無職になっているうちに、自粛期間などもはじまり、 「あ、自分が理想に思っていたような社会(全員不登校、行っても行かなくてもいい社会)になって…

こどもを「教育」の犠牲にすることへの戒め

高校入学式 島は、山桜の花が満開である 教師たちよ この百十八名の新入生達の魂を あなたたちの「教育」の犠牲にするな 「望まれる社会人」に育てあげるな 破滅に向かう文明社会の 歯車ともリーダーともするな 教師たちよ 再び島に帰らぬ「都会人」を育てる…

誰かのために何かしようとしているときが一番自分らしい

今年の初めごろ、たまに遊びに行っていたフリースクールで餅つきがありました。終わったあと広い教室(?)をぶらぶらしながら本棚を物色していてふと手に取った本「野ブタ。をプロデュース」。 「友達地獄」という何年か前にセンター試験にも出て、はやった…

命がけの愛とユーモア

三島由紀夫の作品の中で今のところ一番好きな作品を紹介します。 作家の「異色作」が好きで、実験的な感じがおもしろいと思うタイプです。 ※映画から入りました。「桐島部活辞めるってよ」の監督だそうです。 三島由紀夫『美しい星』あらすじ(1962年)…

こころざしはなかば

人形劇動画、創作古典人形劇場はじめました!(笑) 「ふらふらふらりん」古代中国の思想家荘子の哲学をおさめた書『荘子』をリメイク中! タイトルは第一章のたいとる「逍遥遊(しょうようゆう)」を自分なりに翻訳してみました。実は10年以上前から好き…

ベイビーシャウト

中村区役所駅「人間賛歌」というモザイクアート 10月のおわりに、ジ・エプロンは名古屋ツアーに行ってまいりました。 メンバーの実家にて、お母さん、妹さん、妹さんの赤ちゃん(生後一か月半)と一緒にごはんを食べた後、朗読会を開催。 最も心に響くのは…

かわいいか、かわいくないか②「踊り」

ゆるく、ゆるすということが、かわいさへの道なのかもしれない。 と前回書いて思ったわけですが そうはいっても、瞬時にはゆるせないこともたくさんあります。 ゆるせないこともひとまずゆるす。よしとする。おけおけおけ。 「死にたい」「殺したい」もゆる…

かわいいか、かわいくないか①「ゆ」

へろー!「かわいいデモ」をしている、やかましです。 「何かを変えようと思うなら自分から…」的なことを前回書いたのですが、書いておきながら全然できていないやーんと思うことが多々ありました。 くれくれスネスネ虫であり、ぼやき魔(※ツイッターは氷山…

「太陽の塔、建てます」の意味 ~覚醒のネットワーク②~

前回は、エリさんにお借りした上田紀行さんの『覚醒のネットワーク』を読んで感動したおはなしでした。 読んでいたら全部引用したくなってきたので、少し休憩しました。 是非本を読んでみてください☺ その後、秋分の日の夜は、おともだちとずぶ邸の庭に突如…

ともにするともにある ~覚醒のネットワーク①~

月一回のペースで書いてきた四年分の「ずぶの学校新聞no.0~no.45(2015.2〜2019.2)」を集めた冊子『かわいいデモ』を発行しました。 8日の文学フリマ大阪には間に合わずでしたが、10月27日の「zineday osaka」@レトロ印刷JAM、11月17日の「エデュコレ」@…

老後は今

阪急淡路駅前にあるcafe,bar&music アトリの モリヤンヌちゃんに紹介してもらった本を読みました。 深海菊絵さんの 『ポリアモリー 複数の愛を生きる』 いきさつはこちら↓↓ 山崎ナオコーラさんの本からのかんそうのようです…ナオコーラさんは高校一年生の生…

第10回本の会に参加して ~テーマ「食とその周辺」~

赤坂憲雄『性食考』 愛が空中で獲物を狙うハゲタカなら防ぎようないねそれじゃ何をわかちあおうか… (THE YELLOW MONKEY「聖なる海とサンシャイン」) この曲を聴きながら、中勘助の「犬」という小説を読んでいて、愛するということが相手を殺し、食べ、自分…

ずぶの学校新聞 no.44

~人形と労働と私~ 10月末に、大阪西区にあるイサオビルで開催されている青空週末図書館へ行きました。そこで今回のフリーペーパーずぶぬれに寄稿していただいた岡本マサヒロさんがファシリテーターをつとめる「本の会」に初参加。テーマがあったりなかっ…

第7回本の会に参加して ~テーマ「生老病死」~

リンドグレーン『やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))』 自分の名字は旧姓のとき、とても嫌いだった。結婚はいろんな意味で、自分にとって逃避だった。もとの家族からの。それで名字が変わることに積極的だったし、わくわくした。学校でその名前(あ…

ずぶの学校新聞 no.40

~読書感想文でも書いてみる 再読中島敦①『山月記』~ 七月は一人の高校生から話を聴くことがあり、教師や親など周囲の大人たちの心無い言動に驚きと憤りの連続だった。 長く高二現代文の定番教材になっている中島敦の『山月記』は、エリートコースを歩んで…

KAMELO(ラクダ)完成

ボンソワ!今日は、お昼過ぎからテラコにいます。 普段は学校にいます。勉強するのも好きなので学校のお仕事は好きなんです。 ただ「正しいこと」ばかりを求められるのはつらいです。現代文の読解は、専門家の読みを踏襲した私の読みですが、新鮮な時代の生…

ずぶの学校新聞 no.6

授業のようす 人間だもの、ネガティブ礼讃 谷崎潤一郎に「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」という随筆があります。西洋の明るく、隅々まで照らし出されることをよしとする華やかな文化に対して、日本はほの暗く、目に見えない音やにおいに趣を感じる落ち着い…