もやもやずぶちゃん

旧ずぶ邸あるじのイントンコントン日記

旧ずぶ邸あるじの

ゆめうつつ、半信半疑の

いんとんこんとんらいふ

なんクルクルないさぁ~♪

2018-01-01から1年間の記事一覧

第10回本の会に参加して ~テーマ「食とその周辺」~

赤坂憲雄『性食考』 愛が空中で獲物を狙うハゲタカなら防ぎようないねそれじゃ何をわかちあおうか… (THE YELLOW MONKEY「聖なる海とサンシャイン」) この曲を聴きながら、中勘助の「犬」という小説を読んでいて、愛するということが相手を殺し、食べ、自分…

ずぶの学校新聞 no.44

~人形と労働と私~ 10月末に、大阪西区にあるイサオビルで開催されている青空週末図書館へ行きました。そこで今回のフリーペーパーずぶぬれに寄稿していただいた岡本マサヒロさんがファシリテーターをつとめる「本の会」に初参加。テーマがあったりなかっ…

ずぶぬれ vol.7 アンチ☆テンプレートパレード

ずぶぬれ vol.7 表紙 よだんのよだん(巻末コラム) ▽ついにパレードの夢叶いました。黒澤明氏の「夢」という映画は、夏目漱石の「夢十夜」風に夢の短編オムニバス形式の映画なのですが、そのひとつに水車のある村の夢があります。そこで繰り広げられる村人…

ライブハウスZUBU(あるいはブティックZUBU)

現在、旧ずぶ邸では版画と彫刻の三人展「おじゃましてます。」を開催しています。 (12月6日~9日まで) 京都市立芸大三回生の采(うね)さん、樋口さん、玉岡さんによる展示です。 玉岡さんはとある高校の卒業生で、ずぶとは、ずぶの学校開校以来、見守…

第7回本の会に参加して ~テーマ「生老病死」~

リンドグレーン『やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))』 自分の名字は旧姓のとき、とても嫌いだった。結婚はいろんな意味で、自分にとって逃避だった。もとの家族からの。それで名字が変わることに積極的だったし、わくわくした。学校でその名前(あ…

ずぶとじぶがゆく② ~音楽隊とセッション編~

10月21日、日曜日。 京都のhatoba cafeで行われたhatoba BAZAAR(ハトバ バザール) 【 hatoba BAZAAR 】2018/10/21 (日)11 : 00 〜 17 : 00hatoba BAZAAR 開催個性的でユニークなお店が集結みなさまのお越しをお待ちしています。チラシ掲載のお店以外…

ずぶの学校新聞 no.43

~立場を超えて対話するということ~ 学校では「ひとりレジスタンス」が続いているのですが、9月から新しい授業がはじまっていました。高校一年生9人と「教育」について考える時間です。これは「総合的な学習の時間」がこの学校の特進コースでは「普段の授…

ずぶとじぶがゆく① ~藝賭せ面接編~

大阪空堀のまちで踊った「ひょうたんの踊り場」から 約一年半の時を超え zubunogakkou.hatenablog.com zubunogakkou.hatenablog.com 次なる公演をもくろむずぶとじぶは 夏ごろからじわじわと動き始めていました。そして… 11月に神戸は新長田の「藝賭せ(げ…

うじゃーなる(vol.12)に寄せて

ずぶの学校をはじめたのは2015年、学校での国語の授業に限界を感じたこと、自分の「余談」の幅が狭いことへの反省がきっかけだった。十代、二十代とことばに親しみ、学んできて、それまでは読んだ本の内容をうきうきと話していたのだが、どうしてもこと…

ずぶとじぶpresents 注文の多い小劇場

22日土曜日、無事終演いたしました。 ずぶとじぶpresents 「注文の多い小劇場」 9月22日(土)14時~/18時~ ■参加アーティスト 今村達紀 木村玲奈 ■観覧料 1500円 ■会場 旧ずぶ邸(ずぶの学校) 〒533-0022 大阪市東淀川区菅原6-24-17 阪急淡路駅より徒歩…

ずぶの学校新聞 no.41

~ノンバーバルで自由なだんらん~ 夏休み、過労で心身を病んだ兄(石川県在住)が仕事を一か月休んでいるということで、ずぶの学校にやってきた。以前会ったのはいつだったか思い出せない。2~3年ほど前だっただろうか。 仕事が忙しい上に遠いので、会う…

ずぶの学校新聞 no.40

~読書感想文でも書いてみる 再読中島敦①『山月記』~ 七月は一人の高校生から話を聴くことがあり、教師や親など周囲の大人たちの心無い言動に驚きと憤りの連続だった。 長く高二現代文の定番教材になっている中島敦の『山月記』は、エリートコースを歩んで…

ありがとうございます

前回の記事は、学校の事情を考慮して非公開にしました。 学校はより誠意ある対応を考えてくださるということで少し安心しています。 たくさんの励まし・ご心配のお声をいただき、ありがとうございました。 多くの人が同じような経験をされていたことが分かり…

今学校で起こっていること(相談)

6月29日金曜日、放課後遅くに質問を受けていてテストが完成していなかったので、夜の8時ごろまで職員室に粘っていたら 「あいつの言ってることは意味がわからん」「もうテストを受けさせるのもどうかとさえ思ってきた」 というような言葉が聞こえてきて、(…

ずぶぬれ vol.6 快晴元年 夏

よだんのよだん(巻末コラム) 呼吸困難の日々に酸素を注入する方法として、いくつかの経済的な療法をご紹介したいと思います。(効果には個人差があります) まずいちばんメジャーなのが「檸檬療法」(レモン・その他の果物を触る、においをかぐ、想像する…

ずぶの学校新聞 no.39

~ここが崖だわ~ 6月は大阪を中心に大きめの地震がありました。「死」や「無」という視点から見れば、日常がいかにはかなくもろく、非日常の世界であったか、人間がいかにちっぽけで無力な存在か、はっきりと気付かされた出来事でした。 電車でちゃちゃっ…

かたまりの中のひとりとして

父の日の句会の次の日の朝… 地震がきました。大阪、震度6弱。 地面を揺るがすような大変なことが起こっている時、そのことに触れないっていうのは犯罪のような気がした。反応のスピードが大事だってこともよく分かった。 わかっていながらも、手が震えてい…

名前を変えました

私あかまつみさきは、これから「やかましみさき」を通称名として活動していこうと思います。 「やかまし村の種まき祭」を経て、リンドグレーンの「やかまし村の子どもたち」を読み、女の子として生きるこどもの力強い意気込みのようなものを感じました。それ…

ずぶの学校新聞 no.38

~やかまし村のジェンダー~ 旧ずぶ邸復興活動一周年記念「やかまし村の種まき祭」終了しました。 庭がにぎやかになりました。訪れてくださった方々が、それぞれに種や苗をくださって、みんなで植えました。朝顔、あじさい、ローリエ、フウセンカズラ、綿花……

種まき祭 一日目・二日目

金曜日から種まき祭がはじまったのですが、私は授業があったので少し遅れて参りました。 昨日の授業もものすごくつまらなくて、やっているあいだもずっと嫌でした。が、エリさんのレッスンを受けた直後でもあり、諦めてはいけない!とも思っていました。 漢…

祭りの準備運動

あさってにせまった種まき祭。そんなときに、そんなときだからこそ。 うじゃを本格的に習いはじめました。 すてきな先生を見つけたら通いたいのは昔から。先生好き。職員室好き。昨年にテラコの部活動で開催したお祭り「Face to fes.(顔と顔)」で知った即興…

やかましいまえがき

やかまし村の種まき祭ちらし こにしさん作 ―私が七歳まで生まれ育ったここ、淡路でこんなことになろうとは― やかましいまえがき 長年住んでいたおじいさんが亡くなり、この家が空き家になったと祖母から聞いたのは、2016年の春でした。祖母は私が生まれ…

ピクニック俳句

最近は朝、無理せず起きて 朝昼兼用のブランチにして一日二食+おやつ というのが自分に合っている気がしてきました。学校で三学期制をやめて二学期制にするようなもの? 朝はやく起きた場合も 6時7時に何かを食べる気になれないんだよ…そういえば。 無理…

すぐ遊ぶ

小学三年生ごろの、ちびずぶ作「詩だよ」です。 (ためて母の日にあげるわけだね、注は母) 都会から郊外のベッドタウン(その辺に一棟しかないマンション)に引っ越しして 一人部屋をもらって アウトサイダーになってアイデンティティが芽生えて (市から町…

Be IKEMEN!

最近は、旧ずぶ邸の工事着々と。 急進的に夢が叶いまくっていますYEAH! teracoの床を貼った MICROCOSMOS – 大阪市都島区を拠点に、家具・店舗・住宅の設計・施工を生業としている。 Based in Osaka-shi, Miyakojima-ku, we are designing and constructing …

泥沼でもがく

生きるってことは悪事に加担することなのだった。 4月に上空を通ったロシアの広大な敷地には ゴミが大量に捨ててあって そのままになっていたらしい プーチン氏の一声でこれから変わるらしい (朝日新聞GLOBE No.205より) ほぼ滋賀ほぼ静岡ほぼロシア(ずぶ…

夢中で考える

4月30日、月曜日。この日は宝塚は清荒神にあるteraco※にて ※teracoは2016年あたりから通っている大人の学校です。ずぶの学校のパイセンであり姉妹校です。sumikov 寺井靖さんによる 楽器作りのワークショップ 「おとづくり実験室」に参加しました。 sumikov…

ずぶぬれのメリット

26日木曜日、ずぶ邸オープンの日。 小さなお子を二人連れて友達が来てくれました。 ずぶぬれvol.5に寄稿していただいた、中学の同級生あやさん(あぽやん)です。 大学に入ってからも、仕事を始めてからも 小旅行に行ったりしていました。 お子が生れる前…

その1点

21日の後半戦レポート。 和綴じ制作を終えて小梅師匠がお帰りになって エンジニアでアイデアマンのAさん(四十代・男性)と この春高校を卒業した元生徒ゆきちさん(十代・女性) (ずぶぬれvol.5に寄稿していただきました)と 私ZUBU(三十代・その他)の…

生活する家

21日はずぶ邸のオープン日でした。 (最近は木曜15~19時、土曜12~18時で開けています。5月5日はお休み) 土曜は主にメンバーと イベントに向けた創作会をゆるっとしています。 (お客さん歓迎)この日は和綴じ本の和亀(わかめ)創作会で 和綴じの師匠、小梅さ…