~ごあいさつ~
こんにちは。この度、「ずぶの学校」を開校しました、あかまつみさきと申します。中学校・高校で国語の教師をしております。学校での作文指導を通して、もっとさまざまなひとに文章を楽しく書いてもらいたいと思うようになりました。そして、私の好きな、すでにおもろい町、中崎町にもうひと味のスパイスを!と勝手に思い、こっそりと学校(教室)を開くことを決意しました。
教育は公の場でだけ行われるものではなく、権威ある人物からの一方的な通達でもなく、いやいや参加させられるゲームでもなく、誰でも、誰にでも、日々教え、教えられるはずのものではないでしょうか。教育がすべての人にとっての小さな、大きな趣味になればいいのに。こどもはおとなとの対話によって、おとなはこどもとの対話によって、互いに学ぶことがあると思います。文章、言葉を通して、一緒に豊かな人間性を培っていけたらいいですね。
私は、死ぬまで成長し続けたい。いつでも人間らしい生き方を追求し、実践しようとすることは、ぜいたくな望みなのでしょうか。そうかもしれない。けれども、ひとりひとりが少しでも人間らしい生き方を実践でき、満足のいく人生を送れますよう、最大限の応援をしていきたいと思います。
無目的で、ユーモアにあふれた空間の創造をめざします。
ぶん―ずぶの学校校長 あかまつみさき
え― 校長のおともだち 和(あい)
~校名・校章の由来~
「他人が笑おうが笑うまいが、自分で自分の歌を歌えばいいんだよ。何でも平気でやるべきだ。」という岡本太郎氏の言葉を受けて、みんなずぶの素人であって、だからこそ何でもやれるのだ!という意気込みを建学の精神としています。ひとは何にでもなれるということで、目指すべきは「ぬえ的な人物」です。それが校章の由来です。ぬえは、『平家物語』に登場するもののけ。頭は猿、手足は虎、胴体は狸、しっぽは蛇で、鳴き声はぬえ(トラツグミ。「ヒ~ヒョ~」と鳴く)に似ている。転じて、正体不明で不穏な人物、あいまいな態度を指したりします。普通はあまり良い意味では使いませんが、ここでは、何をしでかすか分からない、とらえどころのない、ビッグでおもろい人間になろう!という希望を込めています。
~校訓・ずぶの三箇条~
一、熱いハート、遊び心、学び心!
二、ゆるキャラになりきる!
三、自分の言葉を持つ!