もやもやずぶちゃん

旧ずぶ邸あるじのイントンコントン日記

旧ずぶ邸あるじの

ゆめうつつ、半信半疑の

いんとんこんとんらいふ

なんクルクルないさぁ~♪

文字はフリーズドライ🥟

本日長持文庫オープンDAY♪

 

たまたま通りすがりで

すてきなお客さんとの出会いがありました。

 

1階の本などゆっくりごらんいただいたあと

「2階には人形劇場があります」

とお伝えすると

「わー!是非見学したい❣️」

とよろこんでくださる😻

 

2階を見てもらいつつ

いろいろとおはなしする。

 

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顔のない人形を見て

「シュタイナーのお人形みたいね❣️」

 

クリスマスはピッピの人形劇を

旧ずぶ邸をごたごた荘に見立ててやりました

とお伝えすると

「わー!そのままやね❣️」

 

と何事の説明もいらずで

はなしがやけにスムーズ⁉️

 

なんと!

地元がここ淡路で

元保育士さんで

こども向けに

人形劇、紙芝居、読み聞かせ

あらゆるジャンルをやってきた

という方でした。

専門家!

 

そして最後にたどり着いたのが

 

「おはなし」

 

というシンプルな芸。

 

読み聞かせでは

絵とちがうことをいうと

こどもたちに

「ちがうー!」

と言われるのだとか。

 

でも「おはなし」は

それぞれの頭の中に像があるので

共通の正解はなく

どんなことを言っても

わりとスムーズに受け入れられて

より自由なのだそうです。

 

印象的だったのが

 

「文字はフリーズドライのようなもので、

声に出して読むことで

溶け出してその世界に入っていける」

 

というおことば。

 

読むには呼吸が大事なのだそうで

誘導瞑想みたいなものかなぁと想像しました。

 

こどもたちにとって

今みたいにゲームやVRがなかった時代は

文字を読むことが別世界への扉

(だから読み書きの勉強もはかどる)

だったのですね。

 

エンデの「果てしない物語」も

R P Gみたいだなと思っていました。

 

自分で想像(創造)するのが

自力を養うんだろうとわかります。

 

しかしわがはいも若かりし頃

ドラクエ、FF大好きっ子でした。

 

今になって身体の、リアルの重要性、

おもしろさを知り

旅をして現実で冒険しているところです。

 

漱石芭蕉の文章の美しさを

褒めたたえてくださり

大大共感、感無量でした。

わかってくれる方がいらっしゃった✨✨

 

しかも大阪弁にこだわってらっしゃるとのことで

それも自分と一緒❣️

荘子大阪弁で人形劇にしたわがはい)

 

自分の話していることばが

いちばんひとに伝わるのだと

わたしも考えているのです。

 

夢十夜」を大阪弁でしたこともある!

とのことで興味津々なのでした💓

 

自分のはなしをするのが

最終的にはいちばんいい

とおっしゃってくださったのも

同感です。

 

それで「ずぶぬれ」を作ってたんだなぁと思って

お渡ししました。

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(おとぼけ余談集ずぶぬれという文集を作ってます。まわりのひとにおとぼけ余談をせがんで書いてもらった文章をまとめたものです)

 

わたしはひとりで溶かさずに

文字のまま、無声音楽のように

(また絵画のように←文字が好き)

脳内で本を読んで味わってきましたが

 

やはり声に出して読むと

空間に響くので

人と一緒に共時的に体感できるのが

音楽のセッションのようでもあり

劇や儀式に近くて

リアルでいいな

と思うようになってきています。

(所有→共有への時代の流れと同じ)

 

そういうところから

夢(物語)が現実になっていくのだろうと

感じています。

 

 

 

まったりとしたおはなし会

したいなぁ〜(してるか…)