もやもやずぶちゃん

旧ずぶ邸あるじのイントンコントン日記

旧ずぶ邸あるじの

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ずぶの学校新聞 no.33

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旧ずぶ邸外観

 

~みさきのまんま~

  

あけましておめでとうございます2018。今年は一風変わった年明けとなりました。4日に、家族以外は人生初のお誕生日会(&書きぞめ会)を催しました。旧ずぶ邸にて。題して「みさきのまんま」

 

憧れの「さんまのまんま」形式で、わざわざインターホンを押すところからやってもらいました。いつもはびくびくするインターホンの音が、この日だけはとても楽しみでわくわくしました。「何を飲みますか?」のやりとりもちゃんとできました。撮影は私の心の中だけになりましたが。

 

お客さまがいろんなフォーメーションになるのが面白い。二人で来てくれて書きぞめをして、一人残って二人でしゃべっていると二人来て、四人でしゃべっていると一人来て謎の五人でたこやきを食べて、三人帰ってまた二人でしゃべって書きぞめをして、一人になって和亀を綴じていると、三人来ておしゃべり、占いをして書きぞめをしてみんなで帰りました!

 

なんのこっちゃ! 不思議な一日でした。(BGMはサティ…)

自分が生きていることに、ちゃんと幸せを感じさせてもらいました。

ありがとうございます。(来年もしたい…)

 

お誕生日会も結婚式もなんでするんだろう? こっぱずかしいぜ! とひねくれていたけど、たまにはいいもんじゃなと思いました。しかも結婚式ほど無理をせず、カジュアルでいて非日常的。誰が来てくれるか分からないところもスリル満点。お誕生日会って楽しい! と今さらながら素直になれました。ようやく自分に合ったやり方(形式)を見つけたようです。

 

もうひとつの憧れは、黒澤明氏の映画「まあだだよ」で知った、内田百閒(ひゃっけん)先生の「摩阿陀(まあだ)会」です。毎年先生の誕生日5月29日に長寿を祝って生徒たちが「(死ぬの)まあだかい?」と聞いて先生が「まあだだよ!」と言ってジョッキを一気飲みします(それは危険だ)。誕生日に生徒が来てくれる(無理やり呼ぶ?)のは幸せだなあと思っていました。孫を待つおばあちゃんの気持ち、わかる気がします。

 

フェイスブックのタイムラインなどで、お祝いメッセージを大量に義務的に受け取ること(ひとが受け取っていること)に違和感がありました。直接のメッセージなら心がこもっていると思えますが、なんか変なシステムだなぁ、というかまぬけ? いやいや(強迫観念や惰性)ならなくてもいいかなぁ。みんな同じことを違う字で書くだけの色紙の寄せ書きみたいな。署名?(SNSだとフォントも同じだ) 違うこと書くならいいと思うけど、なぜかみんな同じことを書く。年賀状も、テンプレート通りならつまらないなぁ、機械的ならなくてもいいかなぁと思います。卒業式も、結婚式も以下同文…

 

送らないのが基本、来ないのが当たり前。送らなくてもいいのに送りたいと思ってくれた、来なくてもいいのに、わざわざ自分から来てくれたということが身に沁みて嬉しく、ありがたいことです。

 

直接会って話しに行く、自分の顔が見えることばで話す。今まで無意識に流されてしていた虚礼を自覚、廃止して、行動とことばで率直に気持ちを表現することを心がけます。みさきのまんま。

 

2017年は「表現」に対する開眼の年でした。2018年は「表現」のアクセルを踏み込んでいきたいと思います。

 

 

ぶん え あかまつみさき

 

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お誕生日会のようす