もやもやずぶちゃん

ずぶの学校のやかましみさきです。絵や文、俳句、ぬいぐるみの創作、人形劇、手作り作品のお店、表現の家を開いています。ワークショップ、オーダーメイド受付中。おたよりください。info@zubunogakkou.com

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ずぶの学校新聞 no.42

~ぺんぱるくらぶのこころみ~




先月再会した兄の話を書きましたが、9月の彼の誕生日に自分の人生を振り返った文章を書いてくれました。驚くほどいい文章で感動……それもあって、複数人のSNSグループで文章の交換を気軽にできる場所を作りたいと思い、結成したのが「ぺんぱるくらぶ」です。

 

もともと、文通クラブはやりたいことリストに入っていたのですが、紙に書いた手紙はいまいち回っていかず、そのままになっていました。その時間にひとところに集まることにはやはり苦労がともなうし、このご時世そんなことをしなくたっていくらでもできるんじゃ…と思い、ライングループのノート機能を駆使してそれぞれのひとが気軽に発表しています。



《ぺんぱるくらぶとは》

・主にラインノートでのお手紙交換。コメント機能での対話。

・投稿、返信の義務はありません。

・ここでの内容は基本的にオフレコ(自分の文章をどうするかは自由)

・退会自由



そもそも私が国語の授業で文章を書くようになったのは2014年ごろからで、それまでは生徒にはやらせるけど自分は書かないのでした(今考えたらありえないことです)。一度「すべらない話」というお題で生徒に書かせる前に自分で書いてみたときに(兄の話でした)同僚だったユニコさんに恐る恐る見せたらとても褒めてくれて「自分も書く!」と言ってくれたことがきっかけで、まず自分が書くスタイルに……

 

それ以降、ともに切磋琢磨できる仲間のおかげで作文のお題(参考作品)のみならず、授業のプリントの隅、テストの模範解答の裏、生徒のノート、作文への返事(基本、同じ量を返す、よい場合は倍返し←怖い)、学年通信、学級通信、図書だより…と場所を見つけたり、ない場所を切り拓いたりしながら、二人でどんどん今まで自分たちも知らなかった能力を発揮していったのでした。

 

生徒という読者もいるけれど、そこに今すぐ伝わるかどうかはいつも賭けでした(教育?の効果は十年、二十年後、下手したら五十年後に現れるかどうかといったものらしい…孤独)。でもユニコさんには今すぐ必ず読んでもらえるという安心感がやりがいになっていて、もっといいもの、もっとおもしろいものをと追求できたから続いたのでした。その生徒たちが卒業するころには、最後の授業で書いてもらったメッセージにひとりひとり返事をしていて…すべてコピーしてある…怖い(写真)。「手紙魔」か!


ひとりのひとに宛てるのは手紙の基本だと思います。だれかの宛先になることが嬉しいのでした。しかし私たちは読んで読んで書いて書いてを毎日繰り返し、二人で手紙の交換をしすぎたことによって(さらに二人の間には手紙・長文のラインの交換も並行して行われていたのである…5年…怖い)、どんどん孤立してしまったのでした。(今の私の文章の土台はほぼユニコさんとの共作であるといっても過言ではありません。)


そこで、もっと文通の輪を広げるべく、このぺんぱるくらぶには、ずぶで一緒に文通クラブをしたいと言ってくれていたお友達、新たに登場した兄、そしてユニコさんとユニコさんの新たなお友達を加えた五人でひとまず結成してみることにしたのでした。(夢のバンドです!)



《ぺんぱるくらぶの目標》

・みなさんがひっかかっていたり、問題に思っていたりすることを少しでも分かち合う

・依存先を増やし、自立する

・自分がどうしたいのか、どう思っているかなどを整理して心の健康を目指す



つまりみんなが先生、みんなが生徒の「自助グループ」なのでした。このこころみをしてみて気が付いたのですが、現代の多くのひと(特におとな)が、本当に話す(書く)場所がないということ、聴く(読む)経験も少ないということ、ひとりで困っているということ、そういう話をする以前の問題(文章表現へのコンプレックス←学校教育の責任や人間関係や日常の雑務、しがらみ、固定観念)でつまずいていて話し合いや思考を深めるところまでいたらない(それは何事にも言えそう)、そういったことがはっきりと見えてくるのでした(上記のような学校での私たちの狂気にも今さら気が付いたのでした)。



このこころみに関しては、メンバー(需要)に合わせていくつもグループを作ったり、手をかえ品をかえ、よりよい方法を試行錯誤しながら続けていきたいと思うし、さらに今後はそのメンバーとゆるく連帯しながら社会にも訴えかけていけたらと思っています。



私はこういうことがしたかったのだと思い出したのでした。作文教室とは、みんなが自分の話を話し(書き)、聴く(読む)場所だと思うのです。こどももおとなもそのひとに合った文章を書けるよう、書きたくなるような場所を、ずぶの学校では提供したいと思っています。


《ずぶの学校木曜会(作文教室・ぺんぱるくらぶ)》

木曜日に文章を持って来ていただくか、メールにて受付。おもに一対一でやりとりしながら、そのひとがそのひとのことばを表現する場所(発表の場所)を作ります。

www.zubunogakkou.com

ユニコさんのブログ↓↓

 

murimurichan.hatenablog.com

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かましみさき