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旧ずぶ邸あるじのイントンコントン日記

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ずぶの学校新聞 no.26

~おさなき日の遊び一覧~

 

 小学三年生の時に、制服のない、勉強の厳しくない、のびのびした学校に転校しました。私の意識、記憶はそのあたりから鮮明になってきます。広い運動場に、遊具はたくさんありました。今は見ぬ「かいせんとう(回旋塔…こんな字だったのか)」「回転ジャングル」は大人気。休み時間になると走って取りにいかなくてはなりません。サッカーやドッヂボール、鬼ごっこ、ゴム跳び(これはほとんどやらなかった)、メンコ、トランプなどその時流行のメジャーの遊びにも参加していました。

 

しかし少人数(一人~四人程度)でやるオリジナル遊びがもっと楽しかったのです。印象に残っている遊びを並べてみようと思います。

 

ポラロイドカメラで撮影会、スターごっこ

・のち雑誌、写真集作り

ワープロで作家ごっこ(一人遊び、作文を褒められてその気になって)

・ワカメハウス作り(オリジナルシルバニアファミリー自分たちが登場)

・ぬいぐるみ作り・着せ替え

・楽器演奏・作曲録音(カセットテープでアルバム作り)

・ラジオ録音(ワープロで脚本を作ってから)

・物語の録音

・漫画・お絵かき

 

今思えば、自宅には遊び道具がいっぱいありました。ポラロイドカメラワープロは父が職場からもらってきたもので、カセットレコーダーはお年玉で購入、わら半紙、布は山盛りあったし、電子ピアノやいくつかの楽器も。一人では使いこなせぬまま飽きて放置してしまう(飽き性)のですが、遊びに来たともだちが上手に使いこなすと、とたんに魅力を感じたものでした。ともだちはそれぞれにいろんな能力を持っていて、絵がうまい子、楽器がうまい子、声優がうまい子、(人形の)服を作ってくれる子、そんな技術をまのあたりにするのも、自分がちょっと思いついた世界が思わぬ形で表現されていくことも、嬉しかったものでした。

 

今でも耳を澄ませば、いろいろ思いつくのですが、根気も技術もないし、実現に至るにはともだちの力が必要なのです。そんなわけで、今回雑誌(KAMELO「らくだ」―例によって自分登場)ができたことは感激でした。最近は「絶対できない」と避けていた、作曲、アルバム作り熱が復活。これもこどもの私はおじけづかずにやっていたことを思い出し、いつかライブをと夢見ています。(まずは授業でやるかも)

 

あかまつみさき

(「憧れ」がごっこ遊びにつながるみたい、秋山氏を目指しています)

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らくだ出版(宇宙友朋会)発行の「KAMELO(ラクダ)」2017年5月号より